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生産終了部品の複製

旧車の部品など、メーカーでの純正部品の生産が終了してしまい、さらにアフターマーケットでもサポートされていない
部品の複製を承ります。

モデリングマシンによる機械加工と手作業とを組み合わせることで細かなご要望にも添えるように致しますが、製作可
能な形状、材質、数量に制限がございますので、まずはご相談頂けますようお願い致します。

以下は過去の実例です。

 
・S30フェアレディZ最初期型用ボンネットサポートロッドクランプ

初代フェアレディZの中でも最初期のものにのみ採用されていたという部品です。
旧車では、開いたボンネットを支えるのはダンパーではなく、手作業でセットするつっかえ棒であることがほとんどです
が、この棒を普段納めておくためのクランプということでした。

お客様より貴重な純正品(画像中央)を1個だけお預かりし、採寸のうえ20個の複製を行いました。

純正品はおそらくポリアミド(ナイロン)製のように感じられましたが、この時は在庫の材料の中から色や性質が比較的
近いポリアセタール(ジュラコン)を材料として使用しました。
3軸のモデリングマシンによる2面加工にて、1枚の板材から全てを削り出しています。



・S30フェアレディZ最初期型用ボンネットダンパーゴム

上記と同じく、初代フェアレディZの中でも最初期のものにのみ採用されていたという部品です。
ボンネットを閉じた際の衝撃を吸収し、またボンネットの位置決めにも重要なものです。

お客様より貴重な純正品(上段各画像左側)を1個だけお預かりし、採寸のうえ12個の複製を行いました。
市販の汎用ゴム部品では全く同じ寸法のものはなく、また底部には鉄ワッシャーが接着されている構造でしたので、
クロロプレンゴムの厚板と軟鋼の薄板から切削にて製作しました。

ゴムのミル加工だけでも、仕上がり寸法の精度維持や刃物の異常磨耗などの点で大変難しい作業になるのですが、
この時はさらに、金型を用いて製造された純正品の抜き勾配まで再現することが条件でしたので、モデリングマシン
による3D切削を行っています。
ワッシャーも市販品ではなく1枚の板から削り出し、防錆処置として銀色の塗装を施したうえで、内外周部の端面が黒
いことまで再現しています。



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